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いきなり心が折れる、元近所のお爺さんたち、意地悪すぎる!

今日は肌寒くて、寒暖差の激しさに身体がついていきません。
札幌で二日間歩き回ったので、身体もやっぱり疲れが残っています。

いつまでもボケっとしている場合ではありません。、

元わが家へ。

雨の合間をぬって、電信柱を動かすための下見に行ってきました。
東京電力の方と待ち合わせをして、無事申請。
そうこうしていたら、隣の奥さんにみつかってしまい、家から出てこられました。

売れたって言ってなかった?いったいどうなっているのよ、解体はいつ?と。
やっぱり聞かれました。

前不動産屋さんが撤退し、家の売却は白紙に戻ったことを説明しました。
隣の奥さんは、ため息交じりに、しょうがないわねーでもまたこのジャングルに小動物がやってきているのよと、ブツブツ。

わかっています。
それで皆さんにも迷惑をかけているのも、充分承知です。
だから焦っていて、一日も早い解体をお願いしています。

意地悪な地主

隣の奥さんにもう少しお待ちくださいと、お願いした後、今度は反対側の道路の地主さんの家へ。
ここがややこしくて、5人の方が地主になっています。

この5人に、道路使用許可書に署名捺印をいただかなくてはなりません。
この署名捺印が終わらなければ、次にすすめません。

一軒目お留守、二軒目のお爺さん、だめだめ、絶対だめと捺印拒否。三軒目のお爺さんも断固拒否。
私はここで、心が折れてしまいました。

絶望の文字がチラチラと浮かんできます。

亡き夫が、近所の野郎はみんな敵だ!と言っていた意味がやっとわかりました。
私有地をめぐっていろいろバトルがあったと言っていたような。

私は、そこで泣いてしまいました。
(ウソ泣きではない)
署名捺印していただかないと、この家壊せないんです、空き家のままだと皆さんに迷惑をかけるし、どうしたらよいのかと、泣きながら訴えました。

めんどくせーな、なんかあったら責任取れよと言いながら、やっと署名捺印してくれました。
電話番号を教えることで、承知してくれたのです。

私はとんでもない所へ、嫁にきたんだと、今更ですが、思いました。
しがらみも古い家も、だくさんの不用品も、残して逝ってしまった夫、死んだ方がラクだったよねと恨み言言いたくなりました。

あと4人の署名捺印が残っています。
やるしかないけれど、本当は逃げだしたいです。


#60代の日常

miho: