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元わが家に入ると、胸がギュッと苦しくなる

今日は、暑くなりました。
いよいよ夏がはじまっちゃうのでしょうか。

一か月ぶりに、元わが家に行ってきました。
心配してた通りに、せっかくお金をかけて切った葉っぱたちが、伸びまくっており、また空が見えなくなっていました。

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未だに、売れない元わが家

夫が亡くなって、もうすぐ7カ月たちます、秋に亡くなり、冬が終わって春を通り過ぎ、もう初夏。
もしかして、秋まで売れなかったりして。

教会の仲間の話ですが、実家が売れるまで10年かかったらしい。
10年?そんなに待てません。

近所の方からのクレームが、いつまだ始まるかと思うと、憂鬱になります。

元わが家は、何度、行っても嫌な気持ちになるし、できれば近づきたくない場所です。
中に入ると、胸がギュッと苦しくなります。
夫が倒れていた現場を見ても、苦しいし、家族団らんで過ごした居間や、キッチンにあるテーブルを見ると、胸が締め付けられるような感じです。

そこは、子供たちが小さい頃のまま時間が止まっているようです。

夫に怒鳴られる前に、3人でさっさと食事を済ませたこと、夫がいない時間は3人でゲームをして楽しく過ごしたこと。
いろんなことを思い出します。

子供たちと囲んだ食卓、そんなあたりまえの時間が、愛おしくてたまりません。
あの時間は、もう帰ってこないんだなと思うと、寂しくなります。

だからこそ、更地にしたい

私は実家が壊される時、とっても寂しかったけれど、私の子供たちは違います。
愛着もないし、帰りたくもない実家なので、なくしてしまうことをのぞんでいます。

消えた老後資金、母の預金一千万円は瓦礫の山になりました。
11月だというのに、暖かい一日でした。 ここ何日か、猛烈な寂寥感に襲われています。 息子がいるのに、寂しい。 仕事していても、私は孤独だとふと思ったり。 このような原因不明の寂しさは時々襲ってきます。 今日...

現在は、買い取ってくれそうな不動産会社からの連絡待ちになっています。
まかせてくださいと、言った担当者。

この任せてくださいは、何回聞いたことか。
3カ月以内に売れますよ、任せてくださいと言ってたのに、逃げてしまった大手不動産会社の担当者。

だからもう、期待しないで、返事を待っています。
あの場所を、更地にしなければ、私は前に進めない気がしています。

miho: