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年金支給日、年金受給前に死んだら払い損になるの?

今日は、年金支給日、記帳に行こうかと思ったけれど、銀行が混んでそうなので辞めておきました。
今年秋に65歳になる私、繰り下げにするか未だに迷っています。

年金受給前に死んでしまったら、払い損なの?

納めてきた年金を一度も受け取ることがなく、死んでしまったらどうなるんだろ?と調べてみたことがあります。

国保の場合、掛け捨て防止策として死亡一時金というのがあり、遺族が受け取れるそうです。
しかし、死亡一時金は、年金を一回でも受け取ったらもらえません。

厚生年金は、家族がいる場合は遺族年金が受け取れますが、死亡一時金はありません。

国民年金の場合、元が取れるのは?

父はずっと自営業でしたので、国民年金でした。
40年満額納めてきました。

亡くなったのが年金を受給してから10年後でした。

国民年金の場合、だいたい10年で元が取れるそうです。

●払う保険料の計算
まず、払う保険料から計算してみましょう。
国民年金の保険料は、20歳から60歳までの40年間支払います。
国民年金の保険料は月に15,590円ですから、12倍すれば年額が、さらに40倍すれば全納付額が出ます。
15,590円×12カ月×40年=7,483,200円≒748万円

計算してみると、一生に納める国民年金の保険料は約748万円となります。

●もらう年金額の計算
次にもらえる年金額を計算してみましょう。
これは年額が出ているので、計算の必要がありません。
40年間保険料を払った場合の保険料は年に780,100円です。引用シニアガイド

ということで、父はほぼ元を取って、亡くなったことになります。

注・令和7年度は一か月あたり17510円になっています。

miho: