介護

現代の姨捨山?高齢者住宅に入るということ




今日は、すっきりとした青空、やはりお天気だと気持ちがいいです。
午前中は、30分歩いて教会へ行ってきました。

教会の仲間が、高齢者住宅に入居

50代の娘さんと、毎週、礼拝に出席していた80代の高齢女性が、グループホームに入居しました。
この女性、おととしまでは、認知症にもならず、頭もしっかりしていて、とても元気だったのです。

ところがコロナワクチン3回目を受けてから、様子がおかしくなっていきました。

コロナワクチン3回目を受けてから、認知症の症状が出てきたのです。
急に、怒り始めたり、わめいたり、記憶障害も出て来て、50代の娘さんにも攻撃するようになっていきました。

病院で診察した所、レビー小体型認知症と診断されました。
パーキンソン病の症状も出てきたそうです。

穏やかだった顔が、みるみる険しい顔になっていったのは、見ていてとても辛かったです。
50代の娘さんが、母親をみることで、仕事にも支障が出てきました。

教会では、みんなで祈りました。
最善の策が与えられますようにと。

2月に、近所のグループホームに空きが出て入ることになりました。

現代の姨捨山?

姨捨山(おばすてやま)は古くからの伝説で、実在したという説もあれば、本当にあった話ではないという説もあります。
伝説を読むと、60歳になった親を背中に背負って、山に捨てていくとありました。
60歳で捨てられてしまうのかと驚きました、私はとっくに捨てられていたことになります。

グループホームをはじめ、特別養護老人ホーム、介護付き有料老人ホーム、ケアハウス、サ高住など、さまざまな高齢者施設がありますが、その高齢者施設を現代の姨捨山だと感じている人も多いようです。

入れられる側からしたら、やはり一瞬でも、自分は捨てられたという気持ちがわいてくるのかもしれません。
教会の高齢女性は、涙を流しながら、上を向いて歩こうを歌いながら、入居したと聞きました。

娘さんも、その姿を見て、とても辛くなったそうですが、介護鬱になる寸前だったので、後悔はないそうです。
コロナが収束に向かっているので、面会もできるようになり、月に一回は会いに行くと話していました。

私は、もしそういう状況になったとしたら、子供に進められる前に、自分で入居をしようと思う。
そしたら自分は捨てられたという被害妄想もないかと思うのです。

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