介護

義父の介護を経験して、亡くなる一週間前の不思議な言動




今から23年前、義父の介護を経験しました。

義父は、末期の肝臓がんを患い、3カ月の闘病の末、亡くなりました。

私は、当時37歳、自分でもよくあんなことできたなと思います。
あの時代は、現在のように介護制度もなく、介護ヘルパーもいなかったので、介護は家族の役目だったのです。

私はその時、専業主婦だったので、毎日義父の病院に行き、介護をしました。
(モラハラ夫からの命令で)
まず本当に苦痛だったのが、おむつ替えです。
義父だっていやだったと思います、30代の嫁におむつをかえてもらうなんて。

毎回、何しやがるんだ、やめろと怒鳴られながら、泣きそうになりながらやっていました。
最後の方は、看護婦さんにお願いしゃちゃいましたが。

そして食事介助。
病院食にあきた義父はなかなか食べてくれませんでした。
そばなら食べるというので、そばに変更してもらったこともあります。

そしたら今度はそばにあきて、大量に残します。
私にもったいないから食べろとすすめてきて、仕方なく食べたことも。

とにかく神経も身体もボロボロになる介護でした。

亡くなる一週間前の不思議な言動

義父にはガンであること、余命いくばくもないことは伝えていなかったのですが、なんの治療もしなかったので、もう自分が長くないことを悟ったようです。
どんどん生きる気力をなくしていきました。

頭痛がひどくなり、モルヒネを投薬することなってから、寝ている時間が増えていきました。
起きている時は、変なことばかり言うようになりました。

そこが燃えているから、早くバケツに水を汲んできなさい。
窓側におじいさんがたっている。
俺の金とっただろう!金返せ!等々不可解な言動を繰り返していた義父でした。

義父は74歳で、認知症の症状もなかったので、急に頭がおかしくなったのかと思いました。

そして、私が行くとすごく嫌な顔をして、決まっていうのは「あんた誰や?」「はよ、帰れ!」でした。

出ていってくれと何度も言われたのです。
モラハラ夫に怒られるので、じっと耐えて病室にいました。

後になってわかったのですが、亡くなる前って脳に空気がいかなくなり、幻聴や幻覚が現れるそうです。
医者や看護師さんは、患者さんに幻覚や幻聴が現れると、死期が近いと悟るということです。

義父はその後、昏睡状態に陥り息を引き取りました。

私の母は、現在特別養護老人ホームで看取りケアを選択しています。
いつ急変するかわからない状況で、面会はできますが、週一回10分までと決まっています。

母は、現在どのような状況なのか全くわかりません。
コロナ禍でなければ、そばに付き添うこともできるのに。

今週中に、また面会に行く予定です。

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