終活

終の棲家の天国と地獄、自宅で最期をむかえたい




昨年から今年にかけて新型コロナで犠牲になった方は、10000人を超えたそうです。
犠牲になったどなたも、自分がコロナで死ぬなんて思っていなかったと思います。

自宅で孤独死、こちらもコロナが原因での不審死も増えているという報道を見ました。

老後は一人暮らしになる予定の私ですが、やっぱり孤独死はいやです。

人間は一人で死んでいくわけですから、それは怖くない。
怖いのは誰にも発見されないことです。
腐敗して周りの皆さんに迷惑をかけたくないです。

終の棲家の天国と地獄

読者の皆様は終の棲家を決めていますか?
現在お住まいの自宅と決めておられる方も多いと思います。

そして人生の最期の時間も自宅で迎えられたら最高ですよね?
昔から布団の上で死にたいという言葉はよく聞きますし。

一番の理想は自宅の布団の上で、家族に見守られて旅立つこと
認知症にも病気にもならずに自宅で最期を迎えたい、だけどアパートひとり暮らしでそれは無理かも?

私は自分の両親の終の棲家を実際に見て、天国と地獄を見たように思いました。

母は要介護5になり入居した特別養護老人ホームで、いろいろやらかしていますが、その施設はまるで天国のようだと感じたのです。

食堂には何もできなくなったと思われる重症の認知症患者が何人もいらっしゃいましたが、皆さん何をするでもなく、ボッーとテレビを見ていました。

その表情がとても穏やかだったのです。
そこで働く介護士さんを信頼しているように見えました。

電灯はオレンジっぽい色で、そのせいか空気が穏やかに流れていくように感じました。

一方9年前に亡くなった父は、ここは地獄か?と思わされるような残念な老人病院で最期を迎えました。

老人病院の実態、そこはまるで姥捨て山のようでした
父が亡くなって6年たちました。 月日がたつのは早いなと思います。 6年前、息子は中学一年生で、まだ声変わりもしていないかわいい声でした。 父にとっては最後の孫でした。 ほかの孫はすでに、成人していたので、父は...

父も最期の時まで、家に帰りたい家に帰りたいとつぶやいていました。
義父の場合もそうです、もう一度帰りたいと言いながらも亡くなっていきました。

やはり終の棲家選びは大変重要だと考えます。
老人介護施設入居するにしても、選ぶ場所によっては雲泥の差があります。

老人介護施設はあたりはずれがある、母も拘束されていました。
緊急事態宣言が発令され、コロナの収束もまだまだ見えてこないで、気持ちが落ちてきます。 こんな中でも働ける場所があることは感謝です。 先日この記事に書いた67歳の同僚が長期休みに入りました。 脊柱管狭窄症を克服して、なんとし...

自分は認知症にならないから大丈夫だなんて思っていたとしても、それは本当にわかりません。

私のようにお一人様の老後決定の場合は、やはり終活ノートはとても大切だと思う。

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60代一人暮らし、つつましく生きる

60代だから、まだ早い?

そんなことはなく、自分もコロナにかかってコロッと逝ってしまうかもしれないのです。

今やるべきことはたくさんあります。
老前整理です。

私はサ高住に入居したい、延命治療はしないでいい、お墓は樹木葬か散骨でお願いと息子には話しています。

真剣には聞いてくれません。
だからエンディングノートにちゃんと書いておこうと思っています。

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