アラカンのつぶやき

60代生死をさまよった兄、生きていることが奇跡




寝不足です。
昨晩は早く寝ようと思ったのにAmazonプライムで、韓国ドラマ「冬のソナタ」を見てしまいました。
テレビを見るのも制限されていた夫との結婚生活でしたが、ビデオに録画してコソコソ見ていたのです。
昨日はゆっくり見ることができました。
とても懐かしかったです。

自死を選んだパクヨンハさんを見て、なぜ?と再び思いました。
昨年から自ら命をたつ人が多く、本当に重い日々が続いています。

自死を選ぶ人は、コロナの犠牲者よりも多く一日50人の方が亡くなっているそうです。
たった一度の人生を自ら終わらせてしまうのは、悲しいことだと思います。

60代生死をさまよった兄、生きていることが奇跡

私の兄ですがもうすぐ62歳になります。
数年前に危篤となり、生死をさまよいました。
熱中症から敗血症になってしまったのです。

二週間、集中治療室にいて、最後は多臓器不全になり、お嫁さんも、妹も私も、兄の息子たちも、死を覚悟しました。

多臓器不全となるとだいたいは亡くなってしまう方が多いのですが、兄は奇跡的に回復しました。

二週間意識のない状態が続いていた時も、兄嫁はずっと兄の名前を呼んでいました。
兄は三途の川を渡ろうとしていたそうです、誰かが呼ぶ声がして引き返したそうです。
(これ、よく聞く話ですね。)

兄は、自分は一度死んだ人間、生きているのが奇跡だとよく言っています。
兄が今一番大事にしているものはなんだと思いますか?

お金でも名誉でもなく、家族です。
そして身体ですね、以前のように無理をしなくなりました。

兄が病に倒れ生死をさまよった一番の原因はストレスだと思います。

一億円のマイホームを手放した60代の兄が、大切にしているもの
私には帰る実家が、ありません。 生まれた育ったふるさとも、もうありません。   一億円の家は、兄が売りに出した後に、すぐに売れて取り壊されまいました。 築20年のまだまだ住める家を取り壊された時、どれだけ悲しかったか。 ...

一億円で建てたマイホームのローン返済に追われて、相当のストレスだったと思います。
兄が倒れたのは実家の売却が決まった直後だったので、おそらく心労も大変なものだったのではないでしょうか。

そして兄がもう一つ守りたかったものは、祖父と父から受け継いだお店です。
兄が三代目ですが、今度は兄の次男がお店を継ぐ決断をしたようです。

このコロナで大変だろうなと思っていたのですが、資金調達は先日書いたこの記事の通りです。
車の運転ができなくなったと聞いていたので、再び運転を始めたことにはびっくりでした。

大きな声では言えませんが、飲食店経営の兄は車を買いました。
緊急事態宣言が、延長される方向で協議されているようです。 私の住む横須賀でも、居酒屋などでは2月7日まで臨時休業の所が多いです。 夜の営業ができないとなれば、休業にした方が赤字が少なくてすむからなんですね。 もう一か月...

兄夫婦とはもう二年以上会っていませんが、元気にやっているようです。
今は、生きていることが奇跡で、生かされていることに感謝をしているかは不明ですが。

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