ついに60歳になり、身体と脳の変化に戸惑っています。
シニア特典のカードももらいました。
そして以前よりバスや電車内でシルバーシートに座りやすくなりました。
60代になった重みを感じています。
職場のアラカン仲間は、みんな気持ちは若いです。
気持ちは若いと思っていても、あらゆる所で老いを感じています。
老いを感じているのは私だけではないようで、たびたび愚痴をこぼしあっています。
老いていく悲しみと脳の老化
老いていく悲しみ、どうしようもないけれど受け入れるしかありません。
60歳になり、私が一番老いを感じているのが頭、つまり脳です。
レジの仕事はもう13年もやっているし、自動レジなのでおつりは間違えようがありません。
決まって聞かなければならないのがポイントカードをお持ちですか?とレジ袋はおつけしますか?
(マニュアル通りに言わないとならないので)
これを一度聞いたのに、聞いたかどうか忘れてもう一回聞くなんてことが最近よくあります。
少し前の記憶が飛んでいるというか、覚えようとしなければ脳には入っていないということに気が付きました。
そしてサービスカウンターの仕事ですが、一度聞いただけでは覚えられない仕事がたくさんあります。
・年賀状や喪中かはがきの受け付け
・ボジョレーヌーボーの予約と引き渡し
・お歳暮の受け付け
・クリスマスケーキとおせち料理の受け付け
普段の業務を覚えてきたところに、年末はこれだけの作業を覚えなくてはなりません。
もうこれは確実にメモを取っておくしかないと、メモメモする毎日です。
全部覚えるのはまず無理・・・
今日は、お歳暮の受け付けをしている間に、光熱費の支払いがきたり、品物の返品を求めるお客様がきたりで、もう頭の中がグチャグチャになりました。
オロオロしてしまいました。
もう少し若ければ、もう少しまともに仕事ができたはず。
そんなふうに思うと悲しくなりました。
残念ながら、これからも脳はどんどん衰えていくわけで、できないことも増えてくると思います。
今日は、本当に身体よりも脳が疲れました。
私だけでなくアラカンの同僚も、二日前の記憶が飛んでいると落ち込んでいました。
二日前はとても忙しい日でしたので、脳がテンパっていたそうで、午前中の記憶がまるでないそうです。
記憶がとぶ?私だけではないんだなんて、ホッとしてしまいました。
一番ダメなのは、テンパることです。
60代で転職、新しい仕事を一から覚えるのも相当厳しいと思う。
もう人生のやり直しはできないのです。
救われるのは職場には60代70代の同僚がたくさんいることです。
老いに負けないってことで、アンチエイジング品を買いました。
老眼鏡をかけて鏡を見たら、目の周りのしわがハンパなく増えていてショックでした。
これからの乾燥も怖いので、すぐにポチリました。
風呂上りにつけて寝ています。
翌朝、化粧ののりがよくなった気がします。