おひとりさまの老後不安
職場にもアラカン女性は何人かいます。
そのうち二人は、生涯独身、二人とも老後資金をしっかりと貯めています。
老後の準備もしっかりしているようです。
一人は今年の春に長年介護していた老親を亡くしました。
うつ病になりそうになりましたが、今はたくさんの猫ちゃんに囲まれて元気に働いていたのです。
ところが胃の調子が悪くて、来週検査入院をするそうです。
もう一人の同僚は、もう何年もガンと闘っています。

三か月に一回は病院に検査に行っていて、今の所再発なしだったのです。
今日は、元気がありませんでした。
今度は手の指が曲がってきて、リュウマチの検査を受けたということでした。
リュウマチの数値は問題なかったのですが、今度は手のひらにビー玉の大きさくらいの腫瘍ができてしまいました。
悪いものかもしれないということで、来週検査をするそうです。
他のパート仲間も血圧が高いということで病院通いを続けている人もいます。
やっぱり60才を超えると、いろいろ身体に不調が現れてくるようです。
まぁ60年も使った身体です、ガタが来て当然かもしれません。
二人とも老後のことを考え、個人年金もあり貯金もあるので、お金の面ではないみたいです。
一番の不安は、お金のことより現在の身体のことだそうです。
私は現在ありがたいことに病気知らずですが、今後はどうなるかわかりません。
貯金ゼロで、ギリギリの生活費で働いているので、もし病気になってしまったら医療費の不安も出てきます。
アラカンおひとりさまの老後不安、一番怖いのは病気になることです。
こんな状況で、病気になってしまったら?
考えただけで、青くなってしまいます。
貧乏や生活苦も大きな悩みですが、働いて頑張ればどうにかなります。
病気になるのが一番怖いです。
毎年一回、会社で健康診断をしています。
要観察が二つほどありました。
それがいつ要診察となるかわからない。
不安になっても心配しても仕方ないので、考えないようにします。
二人のアラカン同僚に聞きましたが、現在病院はすいているそうです。
コロナがまだ収束していないせいでしょうか、病院通いと日課にしていた高齢者が行かなくなっているようです。
毎日いろんなことがあるけれど、病気知らずで健康で働けることは、やはり感謝なことだと思いました。