断捨離

断捨離が苦手だった母、今は過去のしがらみもすべて忘れていく




私が今着ているパジャマは、母のお古です。
実家が売りに出される時、施設に入居する時と2回断捨離をしました。

その前にも1回断捨離をしました。
私が生まれ育った家から、二世帯住宅に引っ越す時です。
3回も断捨離したわけですが、すごい量の物を捨てました

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昭和一けた生まれの母は断捨離が苦手でした

とにかく物を捨てない、もったいないもったいないが口癖でした。
そういう親を持つと子供は実家の断捨離でものすごく大変な思いをします。

母はパジャマだけでも10着以上もっていたと思います。
施設に入る時に、そんなにたくさんは持っていけないのでかなりの量の洋服を捨てることになりました。

それで私は母のお古のパジャマをもらってきて、今でも着ているというわけです。

父の着ていたパジャマや下着、靴下も捨てないでとっていました。
私の息子にあげると言ったけれど、さすがにおじいちゃんの遺品は着ませんでした。

私がなかなか物を捨てられないというのは母の影響が大きいと思います。
物を捨てる罪悪感があるのです。

時代は変わりました。
断捨離やミニマリストブームでもたない暮らしが主流になりました。

母はいろんな面で反面教師です。

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断捨離が苦手で、あふれたものの中で暮らしてきた母です。

これは子供に迷惑をかけます。
一度にどっと物を捨てるってお金もかかりましたし、とにかく片付ける労力がたいへんなものでした。

そう思うと、私もこれ以上物を増やしてはいけないってすごく思います。

断捨離が苦手だった母は、過去のしがらみも忘れていく

母は母なりにつらい過去があったり、若い時は苦労をしたようです。
そして自営業の妻としてお店を切り盛りして、けっして楽な人生ではなかったかもしれない。

最後は父の闘病を支えて、自分は老人性うつ病となり、認知症へと移行していったわけです。
実家でのしきたりにすごくこだわる人で、お墓参り、法事、親戚づきあいすべてを完璧にしないと気が済まない人でした。

それは長女だったから?いろいろなしがらみもあったと思います。
そのしがらみも、父の命日も家族のこともどんどん忘れていく母です。

私が別居していることももう忘れています。

もう目の前のことしか見えなくなっているのです。
目がうつろで覇気をなくしていく母をみるのはなかなか寂しいものです。

母の最終章を見て思います。
子供に迷惑をかけないように物を減らしていく。
もう還暦を迎えるのだから、老前整理をしなくてはと気持ちが焦ります。

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