母子家庭の暮らし

50代子育て終了、私が一番後悔していること




今日も息子はバイトで帰りが遅い。
最近一人の時間がめっきり増え、ほぼ毎日一人ご飯です。
寂しいとかわびしいとか全然思わなくなりました。

50代子育て終了、私が一番後悔していること。

やっとやっと子育てが終わったなと思う今日この頃ですが、いろいろありました。
自分を責めたことも何度もあったし。

私の育て方が悪かったから?
私は毒親なの?
あんな家庭で育ててしまったから?

何か問題にぶつかるたびに、自分を責めました。
私のせいだって。

息子に関してはあまりにも溺愛してしまい、自分で何もできない子にしてしまったのです。
それはたぶん私の責任。
それに気が付いて、親子してもがき苦しんだのが浪人生時代です。
受験うつになった時に、なんで俺を生んだ? 俺を生んだあんたが憎いとまで言われました。
(あんた呼ばわりです)

娘にも何度も責められましたね。
お母さんは親らしいこと何にもしてくれなかったって。

これは18歳で家を出て、全部自分の力でやらせてしまったから。
助けてくれない親をもち、必死に生きていたのだと思います。

二人の子供に責められた時に、本当に辛かった。
パートに行きながら、夜はいつも泣いていました。

で、あとになって気が付いたことは、二人とも甘えていたということでした。
妹や友達に言われ気が付きました。
甘えているだけだよって言われたのです。

解決方法は二人を突き放したこと。
親を責めたり、親にあたっても、親に助けを求めても、最後は自分で乗り越えるしかないのです。

息子は苦しい浪人時代を乗り越えてグッと大人になりました。
希望していた国立大に合格できたのも大きな自信になったのだと思います。

娘もやっと良いパートナーにめぐりあい結婚することができました。
東京で一人暮らしをしていて大変なこともたくさんあったと思うけど、最後はやはり自分で乗り越えたのです。

子供たちの自立で、やっと子育てが終わったと思えるのです。

50代の終わりがけの今、子育て終了して私が後悔していること。

娘にもっと優しくしてあげればよかった、もっと美味しいものを食べさせてあげたかったという思いと。

息子ばかりを見ていたことも後悔しています。
娘がどれだけ寂しかったかと思うと、胸がギュっとなります。

息子だけを見る、これは私の母がやっていたことです。
アラカンの今でも小さい頃のことを思い出し、寂しい気持ちになります。
母と同じことを私も娘にやっていたのです。
それが後悔。

その分、孫をたくさん可愛がってあげたいと思っています。

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