老後を考える

最後はみんな一人になる、旦那さんが亡くなっても元気な人とは?




帰宅後、副業をやってました。
パソコン業務は目をつかい、とても疲れました。
いつかはこちらを本業にしようと思っていたけれど、やっぱり無理。
肩もバンバンです、パソコン作業はほどほどにしようと思いました。

職場のスーパーのお客様、独居老人率は高いです。
独居老人とは寂しい言い方なので、一人暮らしのシニアという言い方の方がいいですね。

シニアブログも今年から、一人暮らしをスタートさせる方がいらして、なんだか仲間が増えたようでうれしくなります。

最後はみんな一人になる

いつかは訪れる配偶者との別れ、最後はみんな一人になります。

奥様を先に亡くした男性が生きる気力をなくして、認知症になってしまう、そんなお客様を何人も見ています。
男性の方が、奥様に頼りきっている方が多いのかもしれません。

長年付き添った配偶者を亡くすというのは、精神的に大きなダメージを受けます。
典型的な例が、昨年亡くなった私の母です。

私の母の場合、父が亡くなってから老人性うつ病になってしまいました。

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60代一人暮らし、つつましく生きる

糖尿病との闘いが何年も続き、その介護に疲れていたということもあると思います。
母は、老人性うつ病から認知症へと移行していきました。

うつ病というのは、脳が疲れているからなると聞いたことがありますが、母の場合も神経も身体も、すり減らしてしまったのだと思う。

旦那さんが亡くなって元気になる人もいます。

一昨年の秋に、不慮の事故で旦那さんを亡くされたお客様がいます。
この方は母と同年代の84歳ですが、旦那さんとはいつも一緒で本当に仲の良い夫婦だったのです。

ある日突然、旦那さんを亡くして、大丈夫なのかと私は心配になりました。
亡くなってすぐは茫然自失、涙もでないという状況でした。

その方は、私の心配をよそに旦那さんが亡くなってから半年くらいで、もう元気になっていました。

毎回会うたびに、生き生きとしていく婦人をみて、母との違いは何なんだろうと考えてみました。

旦那さんが亡くなってうつ病になる人、元気になる人、その違いは?

旦那さんが亡くなった後、会うたびに元気になっていく婦人は、趣味を持っています。
その趣味は、コーラスだったり、ボランティアだったり、家でのガーディングだったりとたくさんあるのです。
そして友人も多く、同年代の友達と出かけることも多いようです。

コロナ禍では自粛していたようですが、自粛中はガーデニングにいそしんでいたそうです。
一人になっても楽しむという術を知っていたから、元気でいられるのかと思いました。

一方母は、自営業の妻ということで、仕事や介護に追われることが多く、趣味を楽しむ時間もなくなっていきました。
若い時の友達はいたかもしれないけれど、年老いてからは友達はいなかったと思います。

母は父が亡くなってから生きる目的がなくなってしまったのではないかと。
一人になって、さあ何を楽しもう?そんな気力もなくなっていたと思う。

おひとりさまの老後は、誰にでもやってきます。

老人性うつ病や認知症にならないためには、やはり趣味をもつこと、つまり好きなことを楽しむ時間をもつことかも。
私もそれはわかっているのですが、忙しくて趣味を持つ時間が今はないのです。

老後資金を貯めようとやっきになって、いろんなことをがまんするのも、違うかな?と思います。

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