昨日は、中村さんのライブに行き、幸せな一日を過ごすことができました。
いきなり今日は現実に戻りましたが。
来年60歳になる私は、もう老後の生活が視野に入ってきました。
50代は貯蓄ができる年代なんて言われていますが、貯蓄どころか借金ができてしまいました。
老後の貯蓄がない人の暮らし、どうなる?に書きましたが、
最悪のケースは生活保護を申請すること。
生活保護を受けるくらいなら死んだ方がマシ?
私もその気持ちが強く、長生きしたら自分の子供や他人様に迷惑をかける、だったら生きている意味がわからないって思うようになりました。
私の知人のシングルマザーで、生活保護受給者がいますが、私よりはるかに良い生活をしています。
外食もしょっちゅうしているようですし、仕事をしていないので時間もたっぷりあります。
時々うらやましくなります。
彼女は、肺気腫という病気を持っていて、もう働くことは無理なのです。
働きたくても働けないという状況で仕方なく、生活保護を受給しているようです。
生活保護を受けるくらいなら死んだ方がマシと言い、ひたすら受給を拒否している高齢者も多いそうです。
生活保護はそんなに簡単に受けることは、できません。
まず、 申請窓口で、生活状況を根掘り葉掘り聞かれます。
「頼れる家族はいないんですか?」
「もうちょっと働けませんか?」
「なぜこんなに貯金がないのですか?」
などの質問を容赦なく聞いてきます。

私も、実際に生活保護の申請に行った経験がありますが、プライドがズタズタに引き裂かれるようなみじめな気持ちになりました。
親族への扶養照会もあります。
生活保護法は、3親等以内の親族が扶養できない場合、保護を認めることになっています。
なので、子供に、困っていることを知らせたくない、子供に迷惑をかけたくないと思っている高齢者は、申請を躊躇します。
そして生活保護を受けることを「恥ずかしい」と感じる方も多いと思います。
生活保護を受けるのは、恥、みっともないと思う高齢者が多いのは、この日本の悲しいほど真面目な国民性なのかもしれません
生活保護を受けるのは、恥ずかしい。
死んだ方がマシ。
みじめ、絶対にいやだと、かたくなに、申請を拒否する人も、大勢いると思います。
とくに高齢者ですね、やはり長く生きてきたプライドと、人様の税金で暮らすなんて申し訳ないという気持ちといろいろあると思います。
それでも、どうしようもなくて生活保護を受給するようになって、実際に、自ら命を絶つ方もいるそうです。
一方、少ない、減らすなと文句を言う人、パチンコやお酒に使ってしまう人もいるのが現実です。