8月の最後の日、吹く風もさわやかに感じて、夏の終わりを感じます。
先日、高齢のおひとりさまの貧困女子が急激に増えているというニュースを見ました。
私もその一人なので、思わず見入ってしまいました。
高齢のおひとりさまの貧困率は、圧倒的に女性が多いそうです。
熟年離婚で貧乏になってしまった女性や、長年パートなどの非正規雇用で働いてきた女性です。
熟年離婚は、貧乏な老後のスタートライン
熟年離婚は、結婚生活20年以上の夫婦が離婚することで、50代が圧倒的に多いそうです。
そしてその熟年離婚の件数は、年々増えているそうです。
夫が嫌だからと、安易に熟年離婚をしたら、貧乏な老後が待っています。
特に、専業主婦やパートしか経験がない女性には、不利な場合が多いです。
ある程度、豊かな暮らしになれてしまった方は、相当きついと思います。
経済的に自立をしていない女性が熟年離婚をして、生活苦に陥り、最後は生活保護を申請するなんていう女性も増加していると聞きました。
熟年離婚をしても金銭的に苦労していないのは一部の方だけのように思います。
貧乏な老後は、生きていくのも大変です。
離婚しないですむ方法もあります。
家庭内円満別居(寝室も、居間も全部別)卒婚(籍は入れたまま、お互いに好きな生き方をする)などです。
ようするに貧乏な老後をとるか、夫と我慢して生きていくかどちらかでしょう。
私は貧乏な老後を選びました。
離婚は成立していません。
養育費も婚姻生活費もありません。
もちろん慰謝料も・・・
なぜ離婚に向けて、調停や裁判を起こさないのか?とよく聞かれます。
もう夫とは関わりたくないからです。
闘うエネルギーは、他のものに向けています。
私の場合、まだ守るべきものがあるから、まず生活していかなければなりません。
今大学生の息子は、38歳で産んだ遅い子なんで、この貧乏別居に巻き込んでしまった形になっています。
息子本人は、別居して良かったと言ってくれていますが・・・。
貧乏なゆえに、しなくていい苦労をさせています。
これは娘にも言えることです。
子供にとっては、親の熟年離婚や熟年別居は望ましくないということは事実です。