アラカンのつぶやき

50代の転職、隣の芝生は青く見える




職場でのゴタゴタはやっと落ち着いてきた感じです。
同僚がさぼりたがったり、悪口を言ったりするのは理由があります。

この春から夏までに、三人辞めていったのと、長男が車椅子生活になった50代の同僚が復帰したのはいいけれど、ナント10時まで勤務、それで人手不足となり、みんなオーバーワークだからなのです。

辞めていった人の分まで働かなければならないので、以前より仕事が増えています。
文句や悪口を言いたくなる気持ちもわかります。

求人募集もずっと貼ったままです。
夏の間は誰も応募がありませんでした。

50代の転職、隣の芝生は青く見える

仕事に関わらずですが、隣の芝生は青く見えてしまうものです。

私は、時々専業主婦の方がうらやましくなります。
稼いでくれる旦那さんがいるのはなんと幸せなことか。
10時に帰ってしまうパートさんも、旦那さんがいるから3時間勤務でも、全然食べていけますからね。

私は求人サイトをよく見ます。
求人サイトって楽しくないですか?

ある日、よく行っている日帰り温泉施設のフロントの募集をみつけました。
帰りにはお風呂に入れますって・・・最高じゃん!と思ったのです。

転職したいって思いました。
でも、独り身ではないので、簡単には動けないのです。
そのうち、温泉施設の求人は消えていました。

50代の転職、58歳の私は今がタイムリミットだって思います。

やはり60代になってしまうとガクンと求人は減るからです。
だから時々、揺れてしまいます。

転職するなら今しかないって思いが、いつも心の中にありました。

そんな時に、助言してくれた友人の言葉にも、頷けました。

隣の芝生は青く見えるけれど、どんな職場でも楽して稼げる仕事など一つもないということ。
その通りなんです。
求人広告を見て、この仕事楽しそうだなと思っても、働いてみないと実際の所はわからないです。

あっちの水は美味しそうだと転職を繰り返している人を転職ジプシーと呼ぶのだそうです。
そして転職ジプシーは、一生転職を繰り返して生きていきます。

はたから見れば、それも大変だと思います。
一から仕事を覚えなくてはならないし、人間関係も一から構築しなくてはなりません。
おいしい水を求めて生きていくのも大変だということです。

どんな職場でも、気に入らない相手はいます。
どんな職業も、楽してお金を得ることはできない。
どんな職場でも、人間関係のトラブルはあります。

結果的に自分が変わるしかないのです。

今年の夏も、もうすぐ終わり。
生きていればいろいろありますね。

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