母子家庭の暮らし

娘が帰省、帰って寂しくなる




月曜日の夜に、娘が帰省しました。

くたくたに疲れていた夜だったので、ウナギを買ってきてうな丼を食べさせました。

先日の土用の丑の日、ウナギを買おうとしたらしいですが、一人暮らしには大きすぎる一匹物?しか売ってなかったので食べれなかったと嘆いていたのを思い出したからです。

娘も息子もうなぎが大好きです。
うな丼のほかに、業務スーパーの食材で節約おかずも作りました。

私の手料理は久しぶりだったので、美味しい美味しいと言い食べていました。
私も娘と過ごす時間はとても楽しかったのですが、いろいろあって後味の悪い帰省となりました。

娘が帰省、帰って寂しくなる

昨晩遅くに娘は東京へと帰っていきました。
娘がいなくなり猛烈に寂しくなってしまいました。
おまけに息子はセミナーの合宿でいません。

昨晩と今日は、おひとりさま満喫するぞーなんて思っていたのですけどね

娘が帰ってしまって寂しい理由

久しぶりに娘といろいろ話して娘の悩みを聞きました。
娘は今、楽しい毎日をおくっていたら、明るく送り出して、こんな気持ちにはならなかったかもしれません。

まず第一に思ったのが傷だらけだなということ。
表面上は明るく楽しそうにしていた娘の心は傷だらけだったのです。

今日、通勤バスの中でいろいろ考えてしまいました。

空の巣症候群、飛べない鳥
卒業式シーズンです。 春には、わが子が都会へ飛び立っていくという方も多いのではないでしょうか? 空の巣症候群、飛べない鳥。 巣立っていく子供を、見送らなければならない、寂しくて寂しくてたまらないという母親はとても多...

この記事を書いた頃を思い出しました。
息子が受験に失敗、うつうつしていた頃です。

鳥に例えてみて。
この子は一生飛べないのではないかなんて思ったものです。

結果的に一緒には暮らしてはいますが、なんとか母子家庭という巣から飛び出していきました。
もう手も口も出さなくても大丈夫、20歳なので当たり前ですが・・

逆に娘は18歳で巣から飛び出していきましたが、まだちゃんと育っていなかったのかもしれない。
バタバタと飛んでいてもいろんな攻撃を受けてしまい傷だらけの鳥のようだと思ったのです。

寂しさからなのか、彼がいない時はありません。
誰かに寄りそっていなければ生きていけないひな鳥だったのかななんて思います。

今度こそ結婚?!何回思ったことか。
娘の依存が強く、重いと思われたのか、そっと去っていく彼もいました。

浮気をしていた彼もいたし、借金地獄に落ちていった彼もいました。

男なんかもう信用できないと人間不信になっているようでした。
おまけに店長を任されているまつエクのお店がつぶれるという噂もあるそうです。

将来が不安、昨日はそんな話をいろいろ聞きました。
それで、娘は自立しているようで、自立していなかった、大人になっていないと感じました。

両親に愛情たっぷりに育てられていたら、こんなふうにはならなかったかなと責任を感じています。
だけど26歳の娘に、手を差し伸べてあげることはもうできません。
自分の足で立ち、自分の足で歩いていくようにかげでささえることしかできないと思うのです。

娘は実家に帰りたいと言いました。
実家なんてもうないのに。

私が今できることは、もう一部屋あるアパートに引っ越して、娘がいつでも帰れる実家を作ること。
できるならば、三人で暮らしたい。
鳥に例えるなら、傷をいやす場所を作ってあげたいということ。

DVモラハラから逃げても、そう簡単には、普通の家庭になれないんだと思いました。

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