老後を考える

人生100年時代に思う、100歳まで生きたいですか?




人生100年時代到来で、「老後に必要なお金2000万円を用意せよ」という、金融庁の試算公表で、世間は大騒ぎ・・
結局金融庁の謝罪で事は終了しそうです。

人生100年時代、平均寿命が延びています。

年金のしくみについて、いろいろ読んでみました。

人生100年時代到来で、長生きする人がふえ、ますます超高齢化社会になっていくと思います。
それなのに少子化で、若い世代はどんどん減っていくわけです。

年金を納める人よりも、年金をもらう人の方が圧倒的に多くなってきているのですから年金制度がいつ破綻してもおかしくないわけです。
(実はもう破綻しているという専門家もいます)

あるサイトで見ましたが、今の若い世代は支払った年金額の元がとれない時代がくるということです。
びっくりです。

娘は今、26歳ですが、社会保険料の多さに嘆いています。
額面いくらもらっているのかは定かではありませんが、社会保険料が6万もひかれているとか。
そんなにひかれていて、将来元がとれないというのはかわいそうだなと思いました。

ましてこれから何年後かに就職するであろう息子はどうなってしまうのかと不安になります。

人生100年時代と言われていますが、100歳まで生きたいですか?

私はそんなに長生きしたくないです、100歳までなんて生きたくないです。
100歳まで、人の手を借りずに、自分の力で生きていく人って本当にわずかだと思います。

病院で寝たきりで意識不明の叔母は、もう生きているとは言えません。
父が最後にすごした老人病院も、管につながれただベッドに横たわる老人たちをたくさんみてきました。

申し訳ないけれど、生きているとは言えないって思いました。

超高齢化社会、すごい時代がやってきます。
そして、今私が感じているのは愛のない冷たい世の中になっているということです。

ニュースを見ると、殺人事件のない日はありません。
自分の子を虐待死させる親も続出しています。

そしてひきこもりも増えています。
生きづらい世の中になってしまったからだと思います。

もっともっと生きづらい世の中になっていくような気がします。

そのために今の私ができることは、娘と息子が、大変な世の中を強く生きぬくために支え続けること。
そして足りなくなっている年金のために、少しでも長く社会保険を払い続けることです。
(わずかな金額ですが)

人生100年時代がきても、私は長生きしたくないです。

もう悔いはないからです。

404 NOT FOUND | お茶のいっぷく
60代一人暮らし、つつましく生きる

長生きしたくないと私が言うと、娘と息子はそんなことを言うなと悲しみます。
悲しんでくれる子がいるだけで、私は幸せな人生だったと思えるのです。

タイトルとURLをコピーしました