老後を考える

シングル介護の孤独と不安




職場のスーパーにはアラカンのおひとりさまが何人かいます。

おひとりさまと言ってもいろいろです。

独身の人、バツイチの人、ご主人と死別した人。

職場に独身のアラカン女性が二人います。

シングル介護(シングルかいご)とは?
未婚・離婚・死別、そして一人っ子やきょうだいがいてもいなくても、「一人」=「シングル」で介護の責務を担っている場合をいう日本の言葉。 引用Wikipedia

シングル介護の孤独と不安。

一人で介護をしているのだから本当に大変だと思います。
今日その一人がお休みをしました。

月に一回くらいは突然お休みをします。
理由は、同居している母親の具合が悪くなり、病院へ連れていくということでした。

その同僚は先日65歳になりました。

高齢の母親の介護のストレス解消のために働いているそうです。
家にいて、ずっと母親と一緒だと頭がおかしくなりそうなので、少しの時間でもパートで外に出る方が気分転換になるとか。

シングル介護は、時には孤独感が襲ってくると言います。

自分一人で、年老いた母親の介護をしていると、世の中から取り残されたような気持になると話していました。

65歳の同僚は、その孤独感から解放されるためにパートに出ているそうです。
お母さまは、まだ頭の方はしっかりされているので、一人で留守番もできるしディサービスにも行っています。

シングル介護、襲ってくる不安

60代ならまだ自分も元気です。
でも自分がもっと年取って、病気にでもなったら?という不安が襲ってくるそうです。

高齢の母親の具合が悪くなっても、病院へ連れていく、入退院の手続き、全部自分でやらなくてはなりません。
このままでは、共倒れしてしまうかもという不安もあるそうです。

(車の運転ができないので介護タクシーを使っているそうです。)

その同僚には、妹さんがいます。
その妹さんは、脳の病気で倒れ、半身不随になってしまいました。
(私と同い年の58歳)

以前は、妹さんと二人で介護を助け合ってしていましたが、妹さんにはもう頼れなくなってしまったのです。
それでシングル介護することになりました。

身体がもたないから、もうパートはやめるかもしれない、でもやめたくない。
毎日葛藤しているようです。

母親の介護をしていると大変だけど、自分一人になったら、また寂しくなるだろうなという気持ちもあるみたいです。
ひとりの時間をどう過ごすか、どう生きるかは、私にとっても老後の課題です。

今月号のゆうゆう、ひとりの時間を充実させる方法の特集になっています。
この本、シニアの方がよく買っていかれます。

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