介護

母親が嫌い!そんな自分も嫌い?罪悪感を持つ必要はないと思う




母親が嫌い、そんな検索ワードで私のブログに来てくださる方が、毎日います。

その検索ワードでたどり着いたのがこちらの記事だと思います。

母親が嫌い、母親に優しくできない人は、意外に多い
今日は、職場のスーパーで、悲しい場面を見てしまいました。 50代くらいの女性(お客様)が、母親をずっと怒鳴り続けていたのです。 「何やってんのよ。」 「いい加減にして。」 「バカじゃない。」 こんな言葉でずっと...

母親が嫌いという言葉を検索するという意味は、母親を嫌い、そんな自分も嫌いだから?

これだけ毎日、母親が嫌いの検索ワードで見にきてくださる方がいるということにびっくりしています。
母親を嫌いな人が本当に多いことをあらためて知りました。

私は、母を嫌いではありません。
でも、好きでもありません。

今、高齢者住宅に住む母に会いに行ったり、病院に連れて行ったりするのはただ義務感だけです。

私は、母に愛されていませんでした。
それはその後の人生で、いろいろな影響を及ぼしました。
一番は、子供の愛し方がわからないということ。

愛されていないのだから、愛し方もわかりませんでした。

今、一人になり、いろいろと考える時間ができて、子供たちには本当に申し訳なかったと思います。

私と夫が別居に至った理由。
もしかしたら私にも原因があったのかなと最近思います。

充分な愛情を注いでもらわなかった人間が、温かい家庭を作れるわけがないのです。

愛を知らないもの同士が、同情だけで結婚したのですからうまくいくわけがありません。
(夫も、自分の母親を憎んでいました。)

母親を嫌いという感情に、罪悪感を持つ必要はないと私は思います。

たとえば虐待されてきたとか、ネグレストだったとか。
そんな母親だったら、好きになんて一生なれないと思います。

母親が嫌いという感情は、何かしら原因があるわけで、受け入れてもいいのだと思います。

私の妹も母が嫌いです。
兄も母が嫌いです。

年老いてお荷物になったから?

そうではなくて、母の性格が、昔から嫌いだったとか。

そんな母を私はかわいそうだと思います。
私を愛してくれなかった母でも可哀想だと思い、憐みを感じます。

どんな育て方であっても、私たち3人を育ててくれました。

母を好きになることはたぶんできないと思うけれど、これからも母には会いに行きます。
憐みの気持ちと長女としての義務感があるからです。

温かい家庭で、子供にたくさんの愛情を注いだ母親は、子供に嫌いといわれることはないと思います。

その反対に、愛情が重すぎたという方もいるでしょう。

母親自身がまいた種が、そんな感情に育ったのだと思います。

私の母は、兄や妹に嫌われていることは知りません。
でも高齢者住宅で楽しく暮らしています。

母親との距離を置くために、このような施設があると、高齢者住宅の所長は言っていました。

介護に疲れて嫌いになっていく、そんな方もいると思います。

思い切って施設に入れるべきだと私は思います。

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