老後を考える

親の介護を理由に、退職を伝えてきた50代新人さん




私の職場は、30代から60代までと年齢層は幅広く、70人中50人は女性という女の職場です。

やはり親の介護の話題になることも多いです。

親の介護を理由に、退職するパートさんは今までもたくさんいました。

今日は入社して一週間ほどの50代新人さんから、辞めたいという電話がきていました。

新人さんが親の介護を理由に辞める、これは今までも何回もありました。

今回の場合は、辞めたい理由が他にあるのでは?と思ったのです。
仕事をしてみてレジは簡単だと思っていたのに、覚えることがたくさんあって大変だとか?

親の介護が突然必要になる不思議。
だったら最初から応募してこなければいいのにと思います。

新人さんが親の介護を理由に辞めたいというのは、だいたいうそです。
上司もうすうす気が付いていて、またか~という顔をしていました。

長年勤めたパートさんが、親の介護を理由に退社するのは、うそではなく事実のことが多いです。
昨年も、同い年のパートさんが辞めました、10年くらい勤めていたけれど、お母さんの介護をすることになったのです。

自分の家族とは別居していて、お母さんの家に同居して介護しているそうです。
娘には一番甘えられるのかもしれません。

父親の介護のために、パートを辞めた50代同僚もいました

そのパートさんには、親の介護についていろいろ相談を受けていました。
お母様が突然他界し、高齢の父親の一人暮らしは心配だからとシングルの妹さんが同居して面倒をみていたそうです。


最近、一人で抱え込んでいた妹さんが、身体を壊してしまったのです。
そして、三姉妹で、父親の介護の押し付け合いが始まったそうです。

そのパートさんは、三姉妹の真ん中、二女という立場です。
三人で親の介護は分担するべきだと最もなことを言われ、毎日実家に通う決心をしたそうです。

父親の介護といっても、頭はしっかりしている頑固なお父さんだそうです。
私も同じような立場だったので、サービス付き高齢者住宅の入居をすすめてみました。

そのパートさんのお父さんは頭がしっかりしているから、ディサービスも行きたがらない。
施設に入る?とんでもないと頑なに拒否をしているそうです。

自分の身の回りのことは、まだ自分でできるので、生活全般の補助的な介護です。

それにしても、せっかく教育した新人さんが、一週間でやめるってとても残念なことです。
私も14年前の6月、入社して5日ほどで辞めたいと言った記憶があります。

当時の社員さんから引き止められて残ることになりました。

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