一人息子を溺愛していた、母の老後

読者の皆様、こんばんは。

つい先日、母は85歳になりました。

私と妹と三人で、ささやかな誕生日ランチパーティーをしました。

兄は、今年も母には会いに行きませんでした。

一人息子を溺愛しすぎた母。

私の母は、兄を溺愛していました。
何をするのも、兄優先、兄が欲しいものはなんでも買ってあげ、兄がのぞむことはなんでもしてあげていました。

私と妹(双子です)は眼中にない。
小さいころから、そう感じて寂しい思いをしていました。

実家は食堂を経営していました。

父が二代目です。
父は働き者で、お店を大きくしました。

そのお店をついでほしいから、兄を溺愛していたのではないかとずっと思っていました。

一人息子を溺愛してきた母ですが、私も人のことは言えません。

息子は理屈なくかわいいのです。

女の子と、男の子をお持ちの方でしたら、わかるかもしれません。

娘の7年後に、生まれた待望の男の子でした。

なので、本当に溺愛していまいました。

娘には、寂しい思いをたくさんさせてきたと思います。
今、気が付いても遅いのですが、娘は、愛情不足で育ってしまい、今も心に傷を抱えています。

今更ながら、ちゃんと子育てできなかったと思います。

一人息子を溺愛して育てた母を見て、私も同じような育て方をしてしまいました。

最近、小さい時のことをよく思い出しますが、私は母に抱きしめられたことが一度もありません。
仕事仕事と言い、忙しい母とふれあった記憶もありません。

もしかしたら、私は愛されていなかったのかなどと思います。

母は、兄がいればそれでよかったのか・・・

一人息子を溺愛した母の老後とは・・

兄は、母が嫌いだった、それは最近知りました。
溺愛されすぎて、期待されすぎて、そしてプライドが高く世間体ばかり気にする母がずっと嫌いだったそうです。

毒親だったのかもしれません。
母が重かったのだと思います。

兄は結婚してから、母と距離を置くようになっていきました。

嫁姑バトルが起こると、兄はいつもお嫁さんを選んでいました。

兄をとられたと思ったのか、母はよくお嫁さんとけんかをしていました。

母は、一人息子に嫌われ、ひとりぼっちの老後を過ごしています。

母を高齢者住宅に入れた兄、お金は出すけど、面倒はみないと宣言。
そして同じ都内なのに、年に一、二回しか会いに行っていません。

それも妹に促され、いやいや行っている感じです。

あんなにかわいがった兄に、冷たくされた母。
高齢者住宅に入居した当時、私は捨てられたとよく泣いていました。

今は、嫌われていることに気が付いたのかあきらめたのか、それとも認知症だからなのか、兄が会いに行かなくても何も言わなくなりました。

一人息子を溺愛した母の寂しい老後です。

私も、母と同じように、この母は重いと、息子に捨てられるのだろうかとふと思いました。

でも私は、母のように、息子に背負ってもらう気持ちはまったくなくて、おひとりさまの老後を覚悟しています。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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