今日は、職場の60代前半のパートさんの話を書きます。
勤務40年の大ベテランですが、とても苦労をしています。
老後貧困の実態、働かない旦那
旦那さんは自営業です。
なので定年はないのですが、仕事に波があり、仕事がない時は、昼間から飲んでいるそうです。
仕事がないから飲む、飲むからお金が無くなるの悪循環で、40年間やってきたとか。
持ち家はありますが、ナント築100年、
いつどこが壊れるかわからない恐怖とたたかっているそうです。
トイレでも、外壁でも、どこか一つでも壊れても、修繕費などないという。
住めなくなるのも時間の問題と嘆いていました。
そのパートさん自身も、そんな境遇に嫌気がさしたのか、とにかく飲むのが好きです。
白いご飯は食べなくても飲む方が優先と言っていて、そのせいかガリガリに痩せています。
今日は給料日なのに、荒れていました。
旦那さんが一週間働いていないそうで、自分の給料をあてにされるのがすごくムカつくと。
老後貧困の実態、働かない旦那なんか早く〇んでほしい。
そのパートさんは、早くいなくなってほしいと本気で思っているようでした。
旦那さんは、年下なので年金受給もまだ何年かあるので、家計は相当苦しいらしい。
(人のことは言えませんが・・。)
私の夫はDVでモラハラでしたが、飲めない人でした。
飲むことでストレス発散できていたら、精神もおかしくならなかったのかもと思ったこともあります。
職場にはもう一人、旦那に〇んでほしいと思っている60代のパートさんがいます。
その旦那さんも同じく働いていません。
脳溢血で倒れ、働けなくなったのです。
脳溢血になったのは、糖尿病が原因とかで、食事作りが大変なそうです。
入退院を繰りかえし、なけなしの貯金は減る一方。
介護と仕事と育児の両立で、疲れたが口癖、そして、旦那さんの悪口を繰り返しています。
昨年の暮れに倒れたのは、二回目なので、今度は三回目の正直で〇んでほしいとも言っています。
60代も中ごろまで、立ち仕事8時間という激務をするパート仲間たちには、みなそれぞれ事情があるようです。
自分が老後貧困に陥るなどと誰も思っていなかったと思います。
もちろん、私もです。
娘がいなかったら。
息子がいなかったら。
私は頑張れていなかったと思います。
息子が大学生になり、社会人になるまで、あともう少しの辛抱です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。