老人性うつ病から、認知症へ

今日は、足立区のサービス付き高齢者向け住宅に住んでいる母に、会いに行ってきました。
私が住む神奈川県の片隅から、片道二時間以上かかってしまうので、月に一回くらいしか行けません。

「明日行くね」母にそのように電話をすると、
「来なくていい、大丈夫だから、がんばるからと」いう答えが必ずかえってきます。

いつも頑張るからというので、本当は寂しくても我慢しているのかななんて思ってしまいます。

母がその高齢者住宅に入り、もうすぐ一年になります。
入ったばかりのころは、毎日泣いていて、死にたいというようになりうつ病&認知症が悪化していきました。

一時はどうなることかと思っていましたが、母は、あきらめたのか、自分の居場所はここしかないと自覚したのか、
そのうち、楽しいというようになり、最近やっと落ち着きました。

認知症の方も、悪化せずに安定しているように見えました。

サービス付き高齢者住宅の暮らし

老人性うつ病から、認知症へと移行していくケースはとても、多いそうです。

そして、老人性うつ病の症状と、認知症の症状は非常によく似ています。
医師でも、区別のつかないこともあるそうです。

私の母の場合も、まず老人性うつ病になり、もの忘れがひどくなったり、死にたいという言葉を発するようになりました。
生きていても仕方ないというようなマイナスの言葉をはいてばかりいました。

CTスキャンや脳の検査の結果、その時点で、認知症ではなく、老人性うつ病と診断されました。
今から5年前、父が亡くなった年、母が78歳の時です。

母がおかしくなっていったのは、父が入退院を繰り返すようになった頃です。
父は糖尿病を患っていて、まずは足の指の壊疽がはじまりました。

腐っていく足、治療のかいもなく、父は左の膝から下を切断しました。

母は、高齢にもかかわらず、父のいる病院へと毎日、通いました。
そうすることが、妻の務めだと思っていたのでしょう。
かなりのストレスだったと思います。

その頃から、私と妹は、母の異常に気が付きました。
生きているのがつらいと言うようになり、同じことを何回も繰り返し話すようになりました。

母が、心身共に疲れ果てたころ、父が他界しました。
老人性うつ病の原因の一番は、配偶者の死というデータがあります。

母は、抗うつ剤の薬や、睡眠薬を服用しながらも、なんとか一人でがんばっていました。

兄夫婦と二世帯住宅に住み、一階で、自分の身の回りのことはなんでもできていました。
ところが、その実家を手放すことになり、母は大きなショックを受けました。

父の死、そして父が残した家を売ることになる・・・
そんな二重のショックから、母の老人性うつ病は認知症へと移行していきました。

老人性うつ病との一番の違いは、記憶障害があるかということです。
記憶障害があるのが認知症の特徴です。

母は、ガス栓の閉め忘れ、鍵の閉め忘れを頻繁におこすようになり、
兄のお嫁さんが介護をしなければならなくなりました。

そしてお嫁さんが、精神的な病気になり(パニック障害)、母は高齢者住宅に入ることになり、今に至っています。

うつ病は、強いストレスから発症すると言われています。

そして、うつ病から認知症へ、そうならないためにも、
50代の私も、ストレスをためない生活、そしてストレス解消の実践などをしていかなければならないと思っています

実は、自分自身が、最近頻繁に起こる頭痛、そして無気力感、疲労感もあり、まずいな~と感じています。

毎日の生活をもっと楽しもう、もっと楽に生きてもいいんじゃないかと思います。

今日は、母と800円ランチを食べました。
このランチが、すごくおいしいのです。

母もうれしそうでした。

身体は疲れましたが、母が喜んでくれたので、良い日を過ごせました。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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